CLOSE
  • HOME
  • お知らせ
  • 12/20(土)-21 (日)Copyright/Reserved 展示&ワークショップ
2025.11.26

12/20(土)-21 (日)Copyright/Reserved 展示&ワークショップ

インドネシアのデザインスタジオ Copyright/Reserved が、能美市のアートスペースCYROと制作した『The Refusal Manual』を携えて来日し、石引パブリックで展示を行います。出版物やインスタレーションに加え、リソグラフのプロテストポスターを制作するワークショップも開催。完成品は持ち帰りでき、彼らとの交流も楽しめます。世界のアートブックフェアを舞台に活動する彼らと、ドリンク片手に語り合える貴重なひとときをお楽しみください。

Copyright/Reserved ,Extensive Publishing
インドネシアを拠点とする実験的なデザインスタジオ、Copyright/Reserved。「実験的」という言葉は、彼らの基盤をよく表している。ファインアートのバックグラウンドを持つ彼らは、スタジオという形式を、遊び、問いかけ、協働するための空間として捉えている。こうした姿勢は、これまで共に働いてきた人々や、そこで得た経験によって、時間をかけて自然に育まれてきた。
出版部門である Extensive Publishing は、クライアントワークを超えて創造性を探求する場として立ち上げられた。商業的な枠組みに必ずしも収まらない、本やZINE、そして共有された価値観と協働のエネルギーから生まれるオブジェクトを育むプラットフォームとして機能している。このレーベルは、インディペンデント出版と学際的な交流への深い敬意をその基盤としている。
http://copyrightreserved.studio
Instagram @copyright.reserved

//////////
Copyright/Reserved ,Extensive Publishing
Workshop & Exhibition
日時:2025年12/20(土)・21(日)13:00-18:00 入場無料
★ワークショップ:両日14:30~15:30 ※ワークショップの詳細は下記をご覧ください
※21(日)のワークショップは定員に達したため締め切りました。
(お申込みはお電話またはメール info@ishipub-printing.com にて)
会場:石引パブリック
主催:CYRO・Copyright/Reserved

★ワークショップ
DIY: MAKE YOUR OWN PROTEST POSTER(DIY:自分だけのプロテストポスターをつくろう)
Workshop for Course Kit — The Refusal Manual
時間:両日14:30~15:30 ※21(日)のワークショップは定員に達したため締め切りました。
参加費:2,500円
申込み:石引パブリックの電話(076-256-5692)またはメール info@ishipub-printing.com にて

このワークショップでは、交換可能なモジュールを備えたスタンプキットとカラーインクを使い、参加者それぞれが自分の「プロテストポスター」を制作します。プロセスは、Copyright/Reserved × CYROによる新しい共同プロダクト Course Kit — The Refusal Manual をもとにしています。
参加者には、視覚要素が印刷された数枚のA3ポスターのテンプレートが配られます。あとは自由にスタンプを押したり、重ねたり、文字を書き加えたり、飾ったりしながら、「拒否」「抵抗」「声の再獲得」といったテーマに沿って、自分自身のメッセージを言葉やグラフィック、既成のフレーズを使ってつくりあげていきます。目的はただひとつ——“あなた自身が語るポスター”をつくることです。

なぜプロテストポスターなのか?
それは、もっともシンプルな抵抗の道具だからです。早く、手軽で、手づくり。ポスターは誰もが自分の声を、明確に、大きく、視覚的に発信できる手段です。プロテストポスターは文化的記憶を形づくってきました。異議申し立ては、視覚的で、大胆で、遊び心があっても、あるいは静かであっても、力を持ちうるのだということを思い出させてくれます。

『The Refusal Manual(否定マニュアル)』

「踊れないなら、それは私の革命じゃない。」_エマ・ゴールドマン

「ときに祝祭は、たとえば中世ヨーロッパを通して存在したとおぼしき”青年修道院”のようなまったく異なる社会構造が、そこを支配する契機でもあった。さらに、少年司教、五月の女王、無礼講の王、いかれた大修道院長、阿呆の王子などが、クリスマス、メーデー、カーニヴァルの季節に、政府の機能の多くを一時的に引き受け、政府の日常的形態の猥雑なるパロディを演じていた…きわめて多くの社会にとっては、祝祭暦を可能なる政治形態の百科事典として解読することもできるのだ。」_デヴィッド・グレーバー

アナキスト革命家・政治活動家・作家として知られるエマ・ゴールドマン、同じくアナキストであり文化人類学者のデヴィッド・グレーバー。異なる時代の2人の言葉を起点とし展開する『The Refusal Manual(否定マニュアル)』は、石川県で300年以上続く伝統行事「お旅まつり」に内在する抑圧の歴史から着想を得たもので、Copyright/Reserved と CYRO の協働によって制作されたプロジェクトである。お旅まつりは権力構造を反転させる祭礼でもあり、子どもたちが主役となり、かつて周縁化されていた女性たちがレジリエンス(跳ね返り)の象徴として立ち現れます。身振りや断片、再解釈を通して、外部の視点から、反抗がいかに子どもと女性を先導者として演じられうるかを探る。本プロジェクトは、Copyright/Reserved の出版レーベルである Extensive Publishing による Course Kit シリーズの一冊として刊行。
Course Kit は、Copyright/Reserved とアーティスト、文化機関が協働し、文化的意義や歴史、記憶を、より広い読者に届く遊び心ある形式で紹介することを目的に立ち上げられたプロジェクトである。現在ではアーカイブの手法や制度的枠組みとも横断的に連携し、忘れられた歴史の再物語化や、記憶・アーカイブをめぐる新しい視点の提示へと発展している。
本書は、CYRO と Conture Concrete Lab との協働により、お旅まつりをサブコンテクストに制作。2025年12月11日〜14日に開催される Tokyo Art Book Fair(東京都現代美術館)にて初披露され、アート出版コミュニティをはじめとする国際的な読者との新たな対話を目指します。
“If I can’t dance to it, it’s not my revolution.”_Emma Goldman